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中国の旅行先でレンタルWi-Fiのデータ通信量がオーバー!速度制限がかかった時の使用感をレビュー

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今週は中国(China)北京に出張のため

海外からの投稿になります。

中国への旅行、出張時の注意点

中国への旅行、出張ではただ海外対応のSIMカードやレンタルWi-Fiを用意しても日本国内と同じ感覚でスマホを使用することができません。

原因は中国政府がインターネット上の情報、言論統制をしているからなのですが、どういう事か具体的に挙げると

  1. LINEが使えない
  2. TwitterやInstagramなどのアメリカ発のSNSはほぼ使えない
  3. Googleのサービス、アプリが利用できない(webブラウザでchromeを使用していたり、Googleマップが使えなくなったり)
  4. 大手のWEB検索が使えない、(Google検索・ヤフー検索など。その他の検索エンジンも動作がかなり不安定)

といった具合に、観光地までの道のりを調べたり、美味しいレストランを見つけたり、絶景スポットを探したり、撮った写真をSNSでシェアしたりするための機能がほぼ全滅してしまいます。

何も知らずに普通のレンタルWi-Fiを準備していった人は後悔した経験があることでしょう。

 

中国ではLINEやGoogle系のサービスが使えない!でも対処法はとっても簡単

この問題、実はとっても簡単に解決します!

海外用のレンタルWi-Fiの中でも「VPN回線」や「特別回線」と表示されているプランを選択するだけです。

私がよく利用する【グローバルWi-Fi】ではプラン選択時にこんな感じの表示になります。

世界中でインターネット!グローバルWiFi

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青い表示の部分に「4G LTE特別回線」と書いてあります。

データ容量の選択肢がいくつか有り、その下には「4G LTE」だけのプランが並んでいます。

ここで「4G LTE特別回線」のほうを選択すれば、あとは中国に入国後レンタルWi-Fiの電源を入れ接続するだけで日本にいる時と同じようにスマホを利用することができます。

 

レンタルWi-Fiのデータ容量について

私は年間3回くらいのペースで中国に出張するのですが、スマホの利用については海外SIMや別の端末を用意することはなく毎回レンタルのモバイルWi-Fiを利用しています。

 

モバイルWi-Fiのレンタルでは、1日に使用するデータ通信量がプランとして決まっており、容量が大きくなるほど金額も上がります。

 

でも実際に海外に滞在中のデータ使用料ってはっきりとイメージできませんよね?

余裕を持った容量のプランを選んで、思ったほどデータを使わなくて余ってしまったらもったいないですし、かと言って安さ重視にしたことで渡航先でデータ容量をあっという間に使い果たしてしまうと、楽しい旅の思い出も何もシェアできなくなるんじゃないか?

なんて不安になるものです。

 

私の場合は、仕事上画像データのやり取りも頻繁に行うのですが、ほぼ毎回

【4G LTE特別回線 600MB/日】のプランを選択しています。

静止画がメールなどのテキストのやり取りだけなら、この容量でも結構使えるもんです!

 

しかしっ!!!

今回の北京出張では、就寝前にYouTubeを少しだけ見ようと思い、モバイルWi-Fiでアクセスしました・・・

そして案の定うとうとして1時間ほど眠ってしまったのですが、その間もYouTubeの動画は続けて再生されたまま・・・

気が付けば1日のデータ使用量がリセットされる午前0時を過ぎてわずか1時間たらずでデータ使用量が600MBを超えてしまいました。

これは翌日のまる一日をWi-Fiを使えない状態になってしまった!!

と焦ったのですが、試しにchromeを開いて適当に検索してみると

 

なんと普通にネットに繋がりました!

 

そう、グローバルWi-Fiのプランは1日のデータ通信量の上限を超えると、速度制限がかかるだけでネットには接続できるようです!

 

しかも速度制限がかかった状態でも、わりと普通にwebブラウジングもできるし、メールやLINEの送受信も問題なくできます

そしてこの記事も速度制限がかかった状態のモバイルWi-Fiでネットにアクセスして執筆できています

 

データ通信量プランの選び方

先程の項目でも書いていたとおり、プランで決められたデータ通信量の上限は高速でネットに接続できる容量という事になります

 

なので、プランの選び方としては

渡航先で動画の送受信(クラウドへのバックアップも含む)や写真の共有等の使い方をバンバンやる人なら無制限プラン、もしくは1Gプランを選択するべきです。

SNSでの動画や写真のシェアは帰国してからでも構わないという人は、容量の少ない300MBプラン等でも問題ないでしょう

仮にデータ通信量が制限を超えても、地図を見たり、お店を検索したり、翻訳アプリを使ったりするくらいはストレスなく使用可能です。

 

通信速度の計測結果

感覚的には問題ないとはいえ、やはり数字で見たほうがわかりやすい事もありますので、ネット回線の速度計測で有名な

Netflixの計測ページの結果をスクショしてみたので、参考にしてみてください。

ちなみにこの速度計測は誰でも利用可能ですので、こちらにリンクを貼っておきます

皆さんが普段スマホを利用している環境の通信速度を確認して、比較してみてくださいね

インターネット回線の速度テスト | Fast.com

 

下の画像は、実際に私が1日600MBの通信量を超えてしまった時のモバイルWi-Fiの通信量確認画面と速度計測画面のスクショです

 

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制限量を150MBも超えています


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速度制限がかかった状態ではご覧のような通信速度です。

おそらく3G回線を利用している状態の時と同じくらいの速度感でじょうか。

 

ちなみに速度制限がかかる前の状態はこんな感じです。

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速度制限時の480Kbps(0.480Mbps)と比べると約20倍近い通信速度の差になりますね

  

まとめ

これから夏休みシーズンに向けて海外旅行を計画されている方も多いと思いますが、まずはご自身が渡航先でどのようにネットを利用するかイメージしてみて最適なプランを選択してくださいね!

 ちなみにグローバルWiFiの端末は本体が大きいですが、バッテリー容量も十分なので、朝ホテルを出てから、夜帰ってきて眠りにつくまで一日中外出していてもバッテリー切れの心配はほとんどないでしょう!!

※今回の記事でご紹介した通信速度は私が滞在した北京を中心とする地域で、計測した数値です。スマホの機種やその時々の回線の混雑具合によっても結果は変わりますので参考程度にお考えください